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ドゥブロヴニク


この街はクロアチアの南端の港町である。
ウィキペディアからの上の写真を見てもらえばわかるが、ニックネームは「アドリア海の真珠」、とにかく美しい街であった。

街としては大変古く2000年もの歴史が有るようだ。
NHKの世界遺産でも紹介されたので、知っている人も多いと思う。

美しい街並を見てもらおう。

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さらにこちらが城壁から見た外側の風景、海のきれいさにおどろく。

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そしてこれがクロアチアの少年、レストランのウエイター。
人間まで美しい(笑)

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この街が美しいのには理由がある。
NHKの番組を見た人は知っていると思うが、ここは旧ユーゴの紛争の際攻撃を受けた街なのだ。

中世に築かれたすばらしい城壁のおかげで大きな攻撃を受ける事もなかった街が、悲しい事に、現代兵器「戦闘機」には対応できず、空から爆弾を落とされ、この街のかなりの部分が砲撃を受けた。
その結果として、住民の多くがなくなり、もとの形に修復した結果、街は中世の時代に出来上がったばかりの頃のように、きれいになったのだ。美しさを感謝して良い物かどうか、、、、

「アドリア海の真珠」と言われていた、美しい街が、20世紀にもなって、壊されなければいけなかったとは、人間の愚かさの象徴ではないだろうか?

一体、第2次世界大戦での経験はなんだったのか?
さらには、敗戦国である、戦争の悲惨さを身を以て知っている、日本は外交手段を使ってこれらの戦争を避ける事を訴える事は出来なかったのか?
人類はそろそろ戦争を回避する方法を知るべきだと思う。


そしてこれが子供の姿、、、、、
魚を捕っていたのだが、その方法が、スーパーのプラスチック袋の中に洗面器を入れ中にパンくずを入れ、袋には小さな穴をあけて海に沈めておいたようである、やがて小魚はその穴から入ってパンを食べているところをそのまま引き上げられる訳だ、定置網漁に似たアイディアか(笑)

所変わると、子供の魚釣りにもいろいろ形が有る物だ。
彼の後ろの海の美しさを見て頂きたい。

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by nobuhaihara | 2009-08-31 11:09 | クルーズ
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