イタリア旅行5

5.チンクエ・テッレ

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3月26日からの麻布での個展について


 ここは、イタリアン・リビエラと呼ばれる地域の南の端、そして地名の「チンクエ・テッレ」と言うのは、5つの土地と言う意味。
 ここはまだ海外の旅行者は少ないものの、イタリア国内では良く知られた観光地である。とにかくひなびた漁師町なのだが、面白い事にこの5つの土地は、鉄道路線が引かれる最近までは隣町に行くには基本的に海からで、もちろん山道もあるのだが、それはあくまでも歩いて行ける道で曲がりくねった道を上の方まで上がってまた降りてくると言う、大変な労力を要する物だったようだ。つまり裏側からは、ほとんど攻めてくるのが不可能な岸壁に張り付く様にして家々が建っている。それもそれぞれの家が隣の家と壁を共有しているので、海側から見ると,様々な高さと形と色の家がぴったりと寄り添って建っている。
 私は迷路のような道に沿って、家の間に入っていってみたが、一人分の道が迷路の様になりながら、どんどん上に向かっていっていて、上がりきったときにはおそらくビルの5階分程の高さまで上がっていたと思う。この土地で暮らすには本当に足腰が強くなければだめなんだろう。
 そしてその5つの土地だが本当こじんまりとした集落で、どうも、山から流れ出る川が海に流れ落ちる場所にそれぞれ船着き場を作りそこに住み着いていったようで,飲み水の確保はやはり最も大切な事だったと言う事が理解できる。
 しかし,ここは世界遺産に指定されているだけの事はあり、ほんとに美しい町(村と言った方がいいだろうか)と枯れた味わいが見事に調和する、すばらしい場所だった。
実は私はこの5つの村の一つに、すばらしいレストランを見つけたのだ。名前はデル・カピターノ、ベルナッツァにある。
 このレストランとの巡り会いだが、すこし寒くなってきたので、セーターを買おうと入ったお店で、近くで美味しいレストランはないかと聞いてみると、その店のオーナーも、仕事の後によくいく店よと、紹介してくれたのがここ。
  自分の店の名刺をくれてこれをそのレストランで出して紹介してもらったというといいわよと言ってくれた。この名刺作戦はその後も良く役に立った、知らない場所で、ましてや言葉もほとんどしゃべれない外国人がいきなりレストランに行っても、結局は一見の客として、軽くあしらわれるのが落ち、こういう事をすこしでも防ぐ為には、どこかの店の紹介であればそこの店との関係は壊したくないので、レストランもある程度は丁寧に対応してくれる様になる。
 で、いってみると、まだレストランの時間には早く後30分待ってくれと言われたので、時間つぶしに日の暮れかかった桟橋を散歩することにした。
 イタリアは夕食が遅いということは、一応知ってはいたが、やはり国によって食習慣の違いは頭に入れておかないとあまり時間に余裕のない旅行ではスケジュールがうまく行かなかったりするので気をつけなければいけない。特に今回のようにガイドなしで回るときは、ある程度調べておかないと、食い逸れてしまうこともあるので要注意。
 漁師町と言うことで、当然ここではシーフードを食べることになるのだが、日本人として外国で食べるシーフードはなかなか難しい。なんといっても日本は世界でも魚を食べることにかけては最高の文化を持っていると思う。外国でメニューにあるからと、つい魚類を頼んでしまうことがあるが、たいていはがっかりだ。
 それはきっと醤油に魚という組み合わせに慣れ親しんでいる私自身の舌のせいもあるだろうが、私はそれ以上に、日本人のこだわりと、味覚のよさによる調理法だと思う。
日本人は本当に魚をおいしく食べる方法を良く知っている。塩の振り方、下ごしらえの方法、臭みの抜き方、時期により食べる魚の種類の変化、また魚によって千差万別にかわる調理法。
 こういうことを経験している日本人の舌を海外のレストランで納得させるシーフードに出会うことはなかなか難しいもの。しかし、ここイタリアではかなり期待していた。それにもちろんここは漁師町、否が応でも期待は高まる。
 レストランのオープンの時間になり行ってみると、席に案内してくれて、オーナーがやって来たので、ここでのお勧めはと聞いてみると、パスタはキノコのソースでタリオリーニ、聞いたことが無かったが、この地方では有名な生パスタらしく、その後よく食べる機会があった。それに英語でシーフードスープと書いてある料理、つまりこれはブイヤベースで、魚貝類のトマトソース煮込み。
 そして味は、最高!。この旅行中1番の味。
 聞いてみるとこのオーナーはニューヨークに仕事にいっていたこともあり帰ってきてこの店を開けたという話。
 とにかくおいしかったこのお店、イタリア中の他の店と同様、少し塩加減はきついのだが、こればっかりはイタリア中どこでも変わらない。それにワインはどうすると聞かれて、このオーナーなら何でも任せてしまえと、お勧めはと聞くと、ハウスワインが一番とのこと、もちろんそれを頼む事にした。これがまたおいしい、オーナーに、おいしいというと、「あたりまえ」とウインクされ、「うちで作ってるんだから」と言われてしまった。
 このチンクエ・テッレの一つのお土産屋に、英語を流暢に話す年配の女性が居たので聞いてみたところ、オーストラリアの人で、この土地のイタリア人とたまたま出会い、結婚してこの土地にたどり着いてしまったと言うが、ここで、土産物屋をしながら,余生を過ごすのはあまりに贅沢な事ではないだろうか、うらやましくてしようがなかった。
 私もここで絵を描きながら、観光客相手に売ってのんびり暮らすと言う事をセミリタイヤ後の目標とした。さてさて、この夢は叶う事やら。


3月26日からの麻布での個展について
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# by nobuhaihara | 2008-03-14 11:07 | イタリア旅行

イタリア旅行4

4. ピサの斜塔

d0151267_6591521.jpg この斜塔は、私も子供の頃、どこにあるかなんて知りもしなかったがこれが外国にある塔だと言う事だけは知っていた。
 そして来てみると、確かにこの塔の傾き方は恐ろしいまでで、良くこれで500年もの間倒れなかった物だと感心する。実際はすこしづつ傾いて、つい最近、大掛かりな工事に寄って、それ以上は傾く事が無い様になったらしいが。
 しかしここもフィレンツェ同様、世界遺産に指定されている、この斜塔も有名なのだが、実はこのピサはイタリアの誇る海洋王国であって、その昔は相当な国力を誇っていた、しかし、隣にあるフィレンツェの支配下に入ってからは次第に衰えていったとの事である。
 つまりピサと言う国が海洋王国として輝いていた時期に造られた建造物がこの斜塔であり、さらにすばらしいのが同時期に建てられたドゥオーモと洗礼堂である、これらの建造物は間違いなくロマネスク様式の頂点の一つである。そしてこれらを取り巻く広場がまた美しく、当時の栄華を偲ばせる。
 この洗礼堂やドゥオーモの外側の装飾のすごさには驚かされた。隅から隅まで彫像と柱で飾られている。





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# by nobuhaihara | 2008-03-12 07:00 | イタリア旅行

イタリア旅行3

3. レオナルド・ダ・ビンチの生家

 フィレンツェでルネッサンス芸術を十分楽しんだ後は次の目的地ピサへ向かった。
しかし、その途中、フィレンツェからわずか1時間のところにダビンチの生家が残されている、これは見ないわけにはいかない。 しかしヨーロッパを車で移動するのは本当に楽しい、とにかく皆運転が荒い、他の車皆がすごいスピードで追い越していく、私はここでは安全運転で通る。
それに道路は狭いながらも良く整備されているし,各国と地続きのせいか標識も実に読みやすい、ただ、信号が少なく、ちょっと田舎の交差点はたいていロータリー式になっていて、入る前に出口の見当をつけておかないと出れなくなってしまう。これって日本にも昔あったのを知っているが、今、これが使用されている交差点ってあるのだろうか?
とにかく、地図とにらめっこでビンチ村に到着、これを超えて数分でダビンチの生家である。
実はここで曲がるべき所を見失ったようですこし走りすぎたところで、道沿いの畑で作業していた人に聞いてみた。
もちろんここでは英語は通じない、そこでうろ覚えのイタリア語ので、家は確か「カサ」だったはずと、「カサ・レオナルド」と聞いてみたら、見事に理解してくれて、きた道の方を指差して、何か言っている。
ここはとにかく引き返すべきと、「グラッチェ」とお礼を言ってすこし戻ってみた。すると今度は道ばたで、4−5人で何やら語り合っている1団を見つけたので、また同じ質問をしてみた。
今度も皆が同じ方向を指差したが、一人ビール缶を片手にして顔の赤いおじさんがニコニコ話しながらやってきて親切にいろいろ話し手くれる、しかし、もちろんそれはイタリア語で、全くこちらにはわからない、しかし話し振りから、どうもすぐそこだと言う事はわかったので、お礼を言って後にした。どこの国でもそうだが田舎に行く程人々が親切になる。

 そこからほんの1分も走らないうちにレオナルドの家と書いた標識を見つけたので、それに従って曲がっていくと確かに家があり、向こうに観光客用の駐車場があった。実際は何でもない、石造りの家であるが、ここでレオナルドが生まれたのかと思うと、やはり、感慨深い物がある。部屋の中を覗いたり、家の前に立って,遠くの景色を眺めたりして時間を過ごしてみた。すこし山手にある為、家の前からの景色は驚く程よく、遠くまで見渡す事が出来た。
ここでの幼年時代が将来あれだけの作品を制作し,500年経った今でも天才と呼ばれ、未だに様々な本が出版されるだけの人間を生み出したのかと思うと,驚きである。

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# by nobuhaihara | 2008-03-12 06:55 | イタリア旅行

イタリア旅行1、2

今回の麻布十番での個展はイタリア風景画も展示されている。

そこで、きょうから数日にわけて、イタリア旅行の時の記事を掲載しよう。

1.到着まで

 ロサンジェルスを出発し、シカゴで乗り換えた飛行機は夜のうちにイギリスを抜け、フランス上空で空が明るくなってきた。窓から下を覗くとまだくらい闇の中に光の集まった街が見えそこから放射線状に光の道が広がっている、この道が地形にそってだと思うがくねくねと曲がっているところがヨーロッパらしい、アメリカでは、たいてい直線になっている。
 その闇の向こうに朝日がしてきた頃,飛行機は一旦海の上に出た、たぶん、ここらあたりはコートダジュールの上空だろう。つまり、フランスから地中海に抜けたと言う事だとおもう。そしていくつか島の上を通過してレオナルド・ダ・ビンチ空港へ到着。


2.フィレンツェ

d0151267_1604981.jpg ここからはイタリア、一体英語はどこまで通じるのだろう、今更心配しても始まらないが、予定では今日このままフィレンツェへ入る。とりあえずローマへ出て、そこからフィレンツェ行きの急行に乗り換えるはずだったが、どうも乗ったのは快速かなにかで、到着が2時間ほど遅れてしまった。しかし、おかげでトスカーナの美しい田園風景を堪能することが出来た。いろいろな場所に古い建造物が見える、次回はここらの村を一つずつ時間をかけてゆっくり回るのもいいかなと考えながら外を見ていると、やがて建物が増えてきてフィレンツェに到着したことがわかった。
 ここから今回の宿泊所までは歩いても15分程のはずだが、最初なのでタクシーで向かうことにした。タクシーは町中を抜け、ドゥオーモの横を通り宿泊地へ、今回はホテルではなく、ベット・アンド・ブレックファースト(B&B)に泊まる。
 ベット・アンド・ブレックファースト(B&B)はその名の通り朝食付き宿泊所、たいていホテルより規模が小さく、お風呂の代わりにシャワーのみということが多いが、部屋数が5から10くらいしか無いので、オーナーと親しく話す事が出来る。
 ちなみにこのB&Bの入り口だが、普通の建物の2階部分だけを使用してるので、アパートにでも入るような感じの入り口で、ドアの横にあるブザーでオーナーを呼び出して、ドアを開けてもらう。

d0151267_15582917.jpg ここフィレンツェは、ルネッサンスの中心地、この時代のあらゆるアート、それも最高の作品が揃っている、しかし、しかし中でもボッティチェリ、ミケランジェロ、それにレオナルド・ダ・ヴィンチがこの時代の芸術の主役だろう。この3人の作品を見る為にここまでやってきたのだから。
 しかし、その作品群を見る前に目に飛び込んでくるのがドゥオーモの大きさ、滞在しているB&Bの前の道から小道を曲がったとたんその道の向こういっぱいにそびえ立っている,とにかくその巨大さには驚く。5世紀も昔、この教会を造ったときの人々の熱意や苦労がそのまま伝わってくる。このドゥオーモの円蓋を造ったブルネレッスキ、資金を提供したコジモ,その他のルネッサンス芸術の推進者たち、この街こそが、ルネッサンスの息吹をそのまま伝える芸術なのは間違いない。しかしそれにしても面白いのはこの街とメジチ家の関わり合いだ、何世代にもわたって、この街と関わりながら時には追放されたり暗殺されたりしながら結局はこの街の統治者として帰ってくる事になったメジチ家の人々。
 メジチ家がルネッサンス芸術を推進したのか、芸術家たちが造り上げたのか、あるいはこの街の人々がそうさせたのか。恐らく答えはその全てなんだろうが、後世のヨーロッパ芸術の生みの親として、この時期のフィレンツェの街は最高の仕事をした事になる。そしてその頃の街並がそのまま残っているというのだから、私たちのようなアートを生業にしている人間にはたまらない魅力を持った街である。
 今日は軽く街を一回りして明日様々な美術館で、出逢えるすばらしい作品たちの事を考えながらB&Bに一旦帰ることに。
 夜はB&Bのオーナーの勧める地元の人が良くいくという、オステリア(軽食の店)「ZIO gigi」という店に行った。ホテルのすぐ裏手だが、人通りの無い道の中程にある店でパスタに豚のステーキ、そしてワインはもちろん測り売りのキアンティ。ここが驚く程安い,さすがオーナーのお勧め。
 旅行に行くといつもそうなのだが、次の日は時差ぼけのためかなり早く目が覚めた。
そのまま朝食前に近くを回ってみる事にして、B&Bを出て、昨日回ったあたりを探索、朝見るとまた違った風景が見れるので面白い。観光地だけの事は有って、早い時間から、清掃車が出て昨日の夜のゴミを片付けている。
 午前中は楽しみにしているダビデをアカデミアで鑑賞、これはメジチ家を追放したフィレンツェからの依頼で、3年を費やしてミケランジェロが制作した、共和政の象徴となった作品。
 とにかく驚きの作品としか書きようが無い、それ以上何と書けばいいのだろう。会場には人が少しづつ増えていっていたが、私はダビデを見つめたまま動けなかった。この彫刻の事は良く知っていたし、いろいろな本で書かれている解説や評論ももちろん読んできた。しかしそれはあくまでも他人の意見だ。それでは、私のこの像を前にした自分自身の意見は、一体なんなのだろう。ダビデを見た後、今この文章を書いている今、改めて、自分に問いかけてみたが、感動という言葉以外何も浮かばない。そこには私がいて、ダビデが有って、それを丁度500年前それを制作したミケランジェロがいて、そして、そこには感動が有った。そして今もその感動は続いている。
 彼の29歳のときの作品という事だが、その若さでこれほどの作品をという思いと、確かにその若さでなければ造れなかっただろうこの大きさ、これこそがルネッサンスと言う時代を象徴する作品では無いだろうか。その前には未完成の奴隷像が展示されていて、大理石を削りだして行く工程がよくわかる。
 アカデミアを出た後はその裏手にあるサン・マルコ修道院を訪れたが、ここはあの有名なサヴォナローラがいた修道院で、細かな説明は省くとしても、この修道士がフィレンツェで行った活動は興味深い物が有る、一体どうして彼は殺される事になるほど極端な思想に取り付かれてしまったのだろう、最初はメジチ家や市民のマテリアリズムな生活に異を唱え、やがてはついにメジチを追い出し、フィレンツェを一時的にせよ掌握してしまう。しかしながらその勢いでローマ教皇までも批判をしてしまい、独自の道を歩きだしてしまう。実に不思議な男である。
 その後、お昼は労働者に囲まれながらピザ量り売りの店で食べた。おなかもすいてきたしお昼だしと、このお店に飛び込んでみたが、注文のシステムがわからず前に並んでいる人の、様子を見ていると、どうも、気に入ったピザを指差しカットの大きさを言えば良いらしいという事に気づき、ジャガイモのピザと茄子のピザをそれぞれ小さく頼んでみたが、やっぱりイタリアで食べるピザはおいしい、日本で言うなら近くのラーメン屋という感じだろうか。
 午後からウフィツィを訪れたが,ここはルネッサンスが全て集まっている美術館で、ここに来なくてはルネッサンス芸術は語れないと言ってもいい程だ。ここだけできちんと見ようと思ったら3日、いやそれ以上かかる。
 ここにはあの有名なボッティチェリの「春」と「ビーナスの誕生」がおかれている。もちろんその他にも、ラファエッロやミケランジェロ、ダ・ビンチの作品等も有るのだが、私にはこのボッティチェリの2作が当時ルナッサンスの中でこそ生まれた作品だと思える、事実ボッティチェリはその後上記のサヴォナローラの説教によりキリスト教を題材とした作品を書いているが、それらの作品には精気が無く、いかにも仕方なく描かされたと言えるような作品である。それらの作品に比べ,この2作の自由なテーマ、そしてこの表現力、美しさだけではなく、思想的にも、一つの頂点を迎えている。この作品はボッティチェリだけではなく、ロレンツォ・デ・メジチがいたからこそ生まれた作品だと思う。そのロレンツォの詩にはこの様に書かれていて、このボッティチェリの作品と見事なまでに調和する、その詩とは

 「青春は麗し されど逃れゆく 楽しみてあれ 明日は定め無きゆえ」

 さてその他の作品であるが、とにかくものすごい、ルネッサンスのアーティストが皆そろっている。ジオット、チマブーエ、フィリッポ・ビッポ,ダ・ビンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、中でもうれしかったのはコジモを始めメジチ家の人々の肖像画が有った事だ、やはりこの街はこのコジモがいて、ロレンツォがいて、教皇となったレオがいて、トスカーナ大公となったコジモ一世と続いていくメジチ家の財力なしには存在し得なかっただろう。
 しかし何時の時代にも、芸術をサポートする後援者が存在する。これはパトロンともサポーターとも呼ばれるが、このような後援者がいて初めて芸術家は自分の作品制作に没頭できるのである。
 このフィレンツェにおいてのメジチ家はまさにそれである、それは、真の芸術を見分ける目と、芸術家をサポートできるだけの財力が必要だという事が出来る。
もちろん中にはゴッホの様に死ぬまで買い手が着かず自殺、あるいは早死にしていく画家もたまにはいるが、彼とてもし絵が売れていれば、自殺を思いとどまっただろうし、そうすれば、その後彼も絵をもっと突き詰めて探究し、さらにすばらしい作品を作り上げる事が出来たかもしれない。ゴッホは残念な事にその後援者に出会えなかった。
 しかしこの時代のフィレンッエはすばらしかった。メジチ家だけでなく、街中が芸術のサポーターだったのだ。
 今の日本も、世界の国々から比べれば、本当に豊かな国なのである、こういう、芸術をサポートしていける心の豊かな国になってほしいと望むばかりである。

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# by nobuhaihara | 2008-03-11 16:01 | イタリア旅行

アメリカン・テレビ・ドラマ

今、アメリカではHBOというケーブル専門のテレビ局で、「イン・トリートメント」という番組をやっている。
これがなかなか興味深く目が離せない。
HBOと言えば「セックス・アンド・ザ・シティ」を作った会社だが、いつもなかなか良いドラマを放映していて目が離せない。

ところで、この「イン・トリートメント」だが、心理学者だと言うのだと思うけど、その医者と5人の患者という設定で毎週、患者とのやり取りを順に追って行く。
そのうち患者が心を開いたり、ある問題点にぶちあたったりというのを、そのまま治療室の中だけの設定で進んで行く、まあ、ある意味セットには最もお金のかからないドラマでもある(笑)

しかしこの心理学者というのはアメリカでは本当に一般的に治療を受けに行くようで、アメリカ人ならかなりの人が行った事が有るのではないだろうか?
感覚的に言うと、良く知っている、親戚のおじさんに相談に行ったり、先輩に悩みを打ち明けるような感じである。

d0151267_2143180.jpgただ、こういう社会になってくると、患者の秘密を守るという約束のもと何でも話せて、経験を積んだ先生に悩みを聞いてもらうというのは、ある意味とてもアメリカ的では有るが、今後は個人主義の進む日本においても、どんどんと必要になってくる職業に違いない。


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# by nobuhaihara | 2008-03-03 20:55 | デイリーライフ

作品が完成

d0151267_1954639.jpg個展用の作品がすべて完成した。

やはり展示会の前はいろいろ忙しくなる。
その上こういう忙しいときに限って、さらにいろいろ重なる物で、今週はちょっとパニック状態だった(笑)

しかし、作品は満足のいく物が出来たので、麻生の個展をお楽しみに。

左の作品は「You and Me」という油絵です。

3月26日からの麻布十番での個展について






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# by nobuhaihara | 2008-02-29 19:15

個展 麻布十番

以前もお伝えしましたが、個展の場所と日程がきまりました。

3月26日から31日まで、ギャラリー東京映像。
場所は、東京都港区麻布十番1-8-13
地図はここ

私も帰国予定ですが、何日にギャラリーによれるか、まだはっきりしていません。
決まり次第発表します。




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# by nobuhaihara | 2008-02-27 14:10 | アート

ハチドリとのお別れ

一昨日からハチドリのヒナの元気が落ちているようなので気になっていた、更に昨日は又元気が無い、やはり糖分だけではたりないのか、とにかく昨日は一日中気にかけてみていたが元気になる気配がなかった。

そして今日朝起きて一番にのぞいてみるとやはり良くない。
これはもう他に手段は無いと、インターネットで探したロサンゼルスのレスキュー活動をしている人に連絡をした。
その人の話しではとにかく、そちらに連れていき、きちんとした餌を与えながら、大きさによってえさをとるトレーニングとか、仕込んで行かなければ行けないそうだ。
また餌も生まれてからの期間によって変るとの事、それでは私の手に負える物でもない。

専門家の手にゆだねることにした。
下の写真は、レスキューチームに連れて行くために小さな箱に移した所。

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# by nobuhaihara | 2008-02-26 18:04 | デイリーライフ

昨日は猫の日?

猫の日って、誰がかんがえたの?
しかし猫は3週間のまず食わずで大丈夫とは。
うちのハチドリはまだ元気に砂糖水飲んでるけど、いろいろ調べてみると気になってきた。
実はハチドリは小さな虫を結構食べてるらしい。
つまりタンパク質も必要だと言う事、しかし、このヒナに虫をあげていいのかどうかわからない。
それに前回書いたように、アメリカでハチドリを捕獲した場合はそれなりの機関に届けるようにと書かれている。うーん気になる。

今日はまだ元気だし、どうした物か?

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引っ越し荷物に3週間も閉じこめられたネコ、無事に保護される | Excite エキサイト
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# by nobuhaihara | 2008-02-23 14:49 | デイリーライフ

カタカナを英語にしてくれるサイト

すごく便利なサイトを発見。
アメリカに来て長いが、いつまでたっても、スペルを間違える(笑)
最近はメール機能などに自動スペルチェックなんか着いてすごく便利になったが、それでもなかなか出てこない。
自分ではそれなりに近いスペルでやってるつもりでも、コンピューターがそんな言葉見当たりませんと言ってくる。

そういうときにこのサイトが有れば鬼に金棒!
カタカナで入力すれば、英語のスペルだけでなく意味まで教えてくれる。とにかく試してみてください、便利な事この上ない。

uroboe - うろおぼえなカタカナ単語の英語表記検索サイト

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# by nobuhaihara | 2008-02-22 19:45 | デイリーライフ